第三十二番 浄土宗日輪山 禅定寺 東海近畿地蔵霊場会

地蔵霊場巡拝ごあんない 東海近畿地蔵霊場会

第三十二番 浄土宗日輪山 禅定寺

浄土宗日輪山 禅定寺

縁起 禅定寺地蔵堂は浄土宗の宗祖、法然上人の後援者として高名で、価値ある歴史々科『日記玉葉』 の執筆者である、関白 藤原兼実(1149〜1207) の発願によって建立されたと伝えられる。当地は浜中南庄と呼ばれ、平安・鎌倉初期に確に藤原摂関家の荘園であり、のち高野山金剛心院に寄進されている。高野山文書によると、本地蔵堂は「方堂」と呼ばれており、真言宗の村堂であったことが裏づけられる。その後、豊臣秀吉の侵略に遭い、八角堂の建物が焼失したと伝えられる。

寛文元年(1661)京都の人、欣誉霊把によって浄土宗に改宗されたが、藤原兼実の呼び名である「日輪円証背負仏」とか「月輪地蔵さん」と愛称され、貴顕ならぬ農漁民に親しまれて来た。江戸時代初期に至り、半焼の尊像を再彫刻したと推定される。(第十四番 朝田寺前住職 榎本義栄上人鑑定)そのご相好のどこかに平安期の香りが残っており、そのお体は細っそりとおわします。木造の座像八十九糎、厨子は鎌倉期、堂は昭和60年に解体修理された。

ご詠歌方便の月の干潟をわたりゆく海の処女をいだくみ仏

交通JR紀勢線 加茂郷駅下車 徒歩20分 タクシー5分

大型道路駐車 徒歩10分

〒649 - 0111
和歌山県海南市下津町方1157
電話 (0734) 92 - 0884

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