第二十九番 曹洞宗 五郎地蔵寺 東海近畿地蔵霊場会

地蔵霊場巡拝ごあんない 東海近畿地蔵霊場会

第二十九番 曹洞宗 五郎地蔵寺

曹洞宗 五郎地蔵寺

縁起 万治年中(1658〜1661)当地の五郎が、熊野街道端のお地蔵様へ毎日花を供え、供養怠ることがなかった。ある時、人殺しの罪に落され死罪と決定した。処刑の日牢中に一人の小僧が端座誦経していて、役人に「我は久しく五郎の供養を受けし者、無実の罪に命落とすはふびん、替って伏罪しよう。」と申し出た。役人は不思議に思い再検討した結果五郎は無罪放免となった。地蔵様が五郎の無実を証明された事が判明し、官は倉屋根なる堂宇を四畳と六畳に建て直し、五郎と母とに扶知をつけお守りするようにせしめた。以来誰言うことなく、五郎地蔵庵と通称されるようになった。しばらく無住の後、

寛政3年(1791)新潟県小千谷市千谷長楽寺従弟白顔輪明禅尼、西国巡礼の際当地住人榎本氏の切望に会い、発願、信者の熱意を得て無住荒廃たる堂宇を再建安住す。以来曹洞宗として現在七世に至る。

飛地境内…当本堂より西北二百米程の高台に、白鳳時代から室町時代にかけ隆盛した七堂伽藍があった。天保12年(1841) 三世禅明尼和尚が千部会修行し付近の障りを治め、礎石(塔心礎)上に小宇を建立し、弥勒尊像(石像)を安置す。昭和10年文部省指定史蹟「三栖廃寺址」となっている。瓦等出土品有り。

ご詠歌おのがなすつみのちかいをみすやまの いのるまことに ゆるぐたまのを

交通紀勢本線紀伊田辺駅下車、明光バス(1時間毎)にて約20分、下三栖バス停下車、徒歩5分

道路駐車可

〒646 - 0216
和歌山県田辺市下三栖514
電話 (0739) 34 - 0708

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