第二十八番 曹洞宗撃鼓山 法輪寺 奉安福杓観世音菩薩 東海近畿地蔵霊場会

地蔵霊場巡拝ごあんない 東海近畿地蔵霊場会

第二十八番 曹洞宗撃鼓山 法輪寺

奉安福杓観世音菩薩

曹洞宗撃鼓山 法輪寺

縁起 当寺は元和6年(1620年)田辺住の与力36人衆の内、西郷孫右衛門が中心となって建 立した。孫右衛門等は、遠州、森の嶺主大須賀五郎兵衛胤高(法号・鶏足院殿轉譽法輪大居 士) に寵偶された。胤高は徳川家康に仕えて武功あり五千石を受けたが慶長14年逝去。孫右 衛門は法輪大居士を追慕し、菩提を弔うため法輪大居士を開基とし、衣宗廣博大和尚を開山 に仰いで創建した。現在末寺十三ケ寺を有するに至っている。

本堂に、本尊聖観世音菩薩を安置し、脇仏地蔵菩薩と毘沙門天を祀る。本尊・脇仏の三体は 安阿禰作と伝えられる。内陣に、雲中供養十四菩薩、諸堂に、大日如来・薬師如来・重宝白衣 観世音菩薩・十六羅漢並び十八羅漢を奉安し、鎮守豊川吒枳尼真天・奥の院宇賀神将(辯才 天)・護法章駄尊天、諸仏諸菩薩に加護せられた最吉祥の霊場である。

地蔵菩薩は南方熊楠翁が「歯痛地蔵」と書き残した通り、古くからむし歯・歯茎の痛みを止め、 歯の病に霊験ありと伝えられている。

重宝白衣観音は安産守護仏として信仰され、祈祷腹帯が授与されている。奥の院宇賀神将は 福徳神の総称で、一切衆生に愛福を授け七福叶って、修道無難、終には無上菩提に至らしめ たもうところから広く尊崇を集め、鎮守豊川稲荷と併せ、日拝月拝の信者が多い。

墓地内に田辺市指定文化財牧野兵庫(紀州藩の重臣)の墓がある。

田辺市指定文化財 黄蘗版一切経

ご詠歌のりのため、くわたくをいつるおぐるまの わがこころより、かへるもとのみ

交通JR田辺駅下車 徒歩10〜15分

〒646 - 0033
和歌山県田辺市新屋敷町85
電話 (0739) 22 - 1673

地図