第八番 宝生山 勝因寺 東海近畿地蔵霊場会

地蔵霊場巡拝ごあんない 東海近畿地蔵霊場会

第八番 宝生山 勝因寺

宝生山 勝因寺

縁起 「山出の虚空蔵さん」として伊賀一円に信仰のあつい当山は弘法大師空海上人、大同2年唐より帰朝せられ、修法の地を求めて諸国遍歴の砌、大和より伊勢への道すがら当地に留錫、求聞持法修行のために一刀三礼を以て本尊虚空蔵菩薩(等身座像)一基を刻み、草庵を営まれたるより創ると寺伝は伝えている。境内に残る「空海の閼伽井戸」や「空海実植の椿」などはその事跡を物語っている。風雪一千年余を経た御本尊は大正4年に国宝に指定され、現在は国の重要文化財であるが、秘仏であるので33年に一度開扉せらる。

天正伊賀乱の兵火からも逃れた本尊は、福徳と知恵の御利益を施し、商人や学業成就の祈願者が多い。又丑年寅年生れの一生の守護仏として近隣の信仰をあつめている。

同地区にあった万照山小真庵の本尊地蔵菩薩が明治時代に当山に合祀、脇仏として安置せられている。この他聖観音像(重美)千手十一面観音像、小天狗酒蔵像も共に本堂に祀られて居り、境内には行者堂、三十三観音像、鐘楼堂、十三重塔も建立、裏山を大師山と称して八十八ヶ所の石像の霊場となっている。

昭和44年に耐震耐火の為にこの地方では珍しく鉄筋コンクリート造りの本堂が再建せられ偉容を誇っている。

この寺は元京都の門跡大覚寺の末寺であったが、明治時代に大和長谷寺の末寺に転じ、現在に至っている。

ご詠歌空海のちかひめでたき求聞持の 法も宝もねがうまにまに

交通三重交通バス名張線金坪停留所より徒歩7分
         予野線山出停留所より徒歩3分

駐車場有

〒518 - 0127
三重県伊賀市山出1658
電話 (0595) 21 - 3559

地図